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第1回サカジェクトX

「大阪への挑戦。熱き4人の若者。」


〜リーダーが不在の今、その代役に任命された者とは?〜

元はと言えばこの、プロジェクトは、リーダーの言った
「いま大阪が面白い」
の一言から、始まった。
それに、加えて、先輩である、すぎさんが会社を辞め大阪で焼肉店を経営しているので、一度、食べに行く必要があったのだ。
2001年11月某日

サカジェクトXの正式メンバーが決定した。
リーダー、、、言わずとしれた、このプロジェクトのリーダー。大阪には、相当自信があるらしい。
ケーブル王、、、自称ケーブルカーマニア。日本全国のケーブルかー乗りつぶしが将来の夢。
コタちゃん、、、リーダー、ケーブル王、かとじんの後輩なのだが、なぜか歳は同じ。
かとじん、、、もはや、説明はいらない。
決行日は11月30日とした。
11月28日(水曜日)
事件は起こった。
それは、リーダーからの一本の電話でのことだ。

「ごめん、行けなくなった。3人で行ってくれ。」

この一言から、事態は急変した。
実は、もうこの時点で4人分の大阪行きチケットを手配してしまっていた。
皮肉にもこのチケットを手配したのもリーダーであった。世の中は残酷である。
11月29日(木曜日)
リーダーが不在のこのプロジェクト、このリーダーの代役を探さねばと思い、私はまわりの人間に声を掛けた。
、、、行くという人間は誰も、いなっかった。
それもそうである、出発は明日。いくら、暇人が多いとはいえ、明日から大阪に行こうなんてのは、所詮無理な話だ。
仕方ない、このプロジェクトは3人で実行しよう。
11月30日(金曜日)
21時00分

アジト前に、ケーブル王コタちゃんかとじんの3人が集合。
徒歩にて、最寄駅である営団地下鉄東西線の葛西駅をめざす。
そして、この駅から、東京駅へ行き、高速バスに乗る段取りになっている。
ちなみに、東京発大阪行き、高速バス「ドリーム号」は23時00分に、八重洲口バスターミナルを出発する。
ふと、コタちゃんを見ると、誰かに電話をしている。

「今から、、」「葛西、、、」

何か、ぶつぶつ話している。

「今から、うらっちが来るってさ。」

うらっちは、私の我々の後輩にあたる。
どうやら、我々の成功を祈り、わざわざ見送りにきてくれるみたいである。
うれしい限りだ。

21時25分
葛西駅到着
まだ、うらっちがこないため書店で大阪のガイドブックを探すことにした。
色々、あって迷う。結局、一番新しそうなのをコタちゃんに買わせた。

21時40分
やっと、葛西駅にうらっちが現れた。いつも通りのさえないツラである。
これから、とんでもないことが起こることも知らずに。
4人そろったので、とりあえず、夕飯でも食べることに。

21時43分
葛西駅北側の喜多方ラーメンで夕食。
その店内で、コタちゃんがうらっちに突然こんな事を言った。

「このあと、焼肉食べに行かない?」

目が、??マークになる、うらっち。
さらに、コタちゃんが
「これから、焼肉食べにいこうよ、
大阪に。」

突然の発言に、素になるうらっち。

「バカだな、コタちゃん。なにを言っているんだ」

と思いながらも、私の手は無意識のうちにリーダーの使うはずだった、チケットを差し出していた。

「、、、」

1分間沈黙する、うらっち。

「行く。」

うらっちのこの一言から、すべてが始まった。
〜うらっちの行動を追跡〜 〜かとじん、ケーブル王、コタちゃんの行動〜
22時00分
とりあえず、準備をしなくては、と、うらっちが言った。
時間的に無理なので、このまま、東京へ向かうことを勧めたが、どうしても一度家に帰りたいと言う、うらっち。
仕方がないので、うらっちをタクシーで自宅へと向かわせた。
22時05分
ラーメン店を出て、とりあえず駅に向かった。
大手町までおよそ20分かかる。
我々は、遅くとも、22時24分発の電車に乗らなくてはならなかった。
22時10分
自宅着、ダッシュで荷物を取りに行く。
22時10分
葛西駅のホームで待機。
22時18分
荷物を適当にカバンに詰め込み、自宅を出る。
自宅から最寄の東西線浦安駅(葛西より一つ東京と反対方向の駅)まで400m。
全速力で走るうらっち。
しかし、22時22分発の電車があと一歩のところで出発してしまった。
この時点で大阪行きのバスの出発時刻まであと、38分
次の電車は22時28分
22時24分  
残った我々3人は、大事をとって、葛西発、22時24分の電車に乗り込んだ。
そう、この電車が浦安駅でうらっちが乗れなかった、浦安発22時22分のそれである。
心配性のかとじんは、うらっちのことがかなり心配。
どうしよう、間に合わなかったら。
22時28分
浦安駅から電車に乗った。
家から、全速力で走ったためか、体中から、汗がにじみ出る。
外は、寒いのに汗だくのうらっちに、周りの乗客から冷ややかな視線が注がれる。
電車の中で、ずっと時計と見続けた。不安になる私。

22時47分
大手町に到着。
ホームでは、コタちゃんが待っていてくれた。
ありがとうの言葉を言う余裕もなく、コタちゃんの先導で一路、バス乗り場を目指す。
この時点で出発まで、あと
13分
静まり返った、深夜の東京駅を全速力で疾走する、コタちゃんとうらっち。
うらっちは、本日2本目のダッシュだ。

22時40分
電車は大手町に到着した。
次の電車で到着する予定のうらっちを確保するため、コタちゃんをホームに残すことにした。
私とケーブル王は、先にバス乗り場に行って、チェックインをしておくことに。
なんだ、あと20分もあるじゃんと思う、人もいるかもしれないが、それはアマい。
ここは、大手町駅、東京駅北口のさらに北側だ。そして、バス乗り場は八重洲南口。
どう考えても、直線距離で500m以上ある。
普通に歩いていたのでは、とうてい間に合わない。
私とケーブル王は言葉を交わすことも無く、おもむろに走った。
後からくる、2人のためにも、バスを食い止めなくては。
途中、何度も転びそうになりながらも、必死で走りつづける、二人。
なんだか、ドラマになりそう。
22時52分
私とケーブル王、バス乗り場に到着。
まだ、バスは到着していない。なんとか、間に合った。
コタちゃんに連絡したい所だが、大手町は地下。
携帯が通じない。
私はただ、「間に合ってくれ」と祈ることしかできなかった。
22時57分
やっと、二人がバス乗り場に到着。
息を切らしてゼエゼエ言っている、コタちゃんとうらっち。
先に列に並んでいた私とケーブル王(結構、余裕)。

何とか、間に合った。
挑戦はしてみるものである。

これで、4人そろって大阪に行くことができる。

そのとき、案内放送が。

「ドリーム号大阪行き、到着が少々遅れております。」

「は、は、は、、」

お互い見つめ合う4人。

そして、バスに乗り込んだ、バスは2階建てのハイデッカー。
座席は私とケーブル王が一番前の席。
結構足を伸ばすことが出来る。
コタちゃんとうらっちは、そのすぐ後ろ、足は伸ばし辛い
23時15分
いよいよ、出発。大阪に到着するのは翌日の朝7時30分
それにしても、2階建てバスの2階は、かなり揺れる。
車に弱い人は、すぐに酔ってしまいそう。
とりあえず後は、寝るしかない。

「おやすみなさい」


今回乗車したバスと同型のバス

スタートから大波乱のこのプロジェクト。このあと、一体どうなってしまうのか。
サカジェクトX 次回、大阪上陸編に乞うご期待。

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